巣枠・すわく 巣礎・すそ 巣房・すぼう 巣脾・すひ
巣房はハチミツを原料に働き蜂が蜜ロウを作り建築する
■巣枠・すわく(人工):全体の1枚の枠、箱に垂直にセットします。
■巣礎・すそ(人工):六角形の巣型、黒いプラスチックでこれは作られています。前面の六角形の中にY字が見えます。これは裏側の六角形です。表裏の六角形が互い違いに出来ています。
■巣房・すぼう(ハチが作る):六角形の巣礎の上に約1-2センチに盛り上げた1つの房、ここにハチミツ、花粉と蜂児育児室。
■巣脾・すひ(巣房の集合体):幼虫、さなぎ、花粉、ハチミツの貯蔵庫となる巣房の集まり。
自然巣 表と裏の六角形が透けて見える
表と裏の六角形の礎(いしずえ)は美しく巣房は構造的に出来ている
飼育室(下の箱) 働き蜂(メス)の巣枠 蜂児と花粉、まわりに蜂蜜の枠
働き蜂 巣房の口径(西洋ミツバチ)は5.2~5.4ミリ。
●働き蜂(メス)の巣枠全体 ●ふたをされた蜂児さなぎ、蜂蜜と花粉
巣房(すぼう)は幼虫、さなぎ、花粉、ハチミツの貯蔵庫となる
飼育室(下の箱)雄蜂(オス)の巣礎 雄 巣房の口径(西洋ミツバチ)は5.4ミリ以上。
巣礎(六角形シェル)の大きさで雄と雌を産み分ける。
オスはハチミツ、花粉など何も集めない。毒針もない。子孫繁栄にのみ存在する。
●雄蜂(オス)の巣礎枠 ●オスの蛹にダニを集めて駆除するため蛹のふたを取除きダニの確認
オスとメスの幼虫産み分けは六角形のシェルの大きさで決まります。オスのシェルの方が少し大きい。
オスとメスは水平の房だが女王は王台として垂直に2、3センチ程の房を作る。女王交代のサインとなる。
女王蜂の産卵 雄蜂枠:片面2100~2200房程 雌枠(働き蜂):片面3400房程
一日に多い時は2000個の卵を産む。
●お尻に卵が覗いている
女王蜂の産卵:六角形の大きさでオス(無精卵)、メス(働き蜂)を産み分ける。